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 2012年6月3日(日)午後1時から3時、津市美杉町下多気の天台真盛宗旭照山西向院で、第3回西向院
寄席(出演は「寝床の会」の皆さん)が開催され、地元住民など約80人の観客で賑わいました。
 演者は、寝床の会の美杉屋山奥、ゑちご亭独楽酢(西向院の石山住職さん)、噴駄理亭欠多利、にうぎ
に屋衆朝、南遊亭栄歌の5人の芸人で、1人ずつの個性ある落語につづき、5人揃って舞台に上がり客席
から要望があった言葉、文言に掛けて芸人が返していくというやりとりが行われました。
 ところで、落語が始まったのは江戸時代とのことで、京都の誓願寺が発祥の地であると言われているほ
か、一説によると、江戸のうどん屋の2階で行われるようになった2人による小話が長くなっていき、とんち
を利かせるなどして現在の落語に至っているのだそうです。
 山里の由緒あるお寺の落語会で、観客の皆さんの笑いがあふれたひとときでした。