前のページへ戻る
「井伊谷宮 新年奉祝太鼓奉納演奏を終えて」(画像なし)
2014(平成26)元日、年明け直後の午前0時すぎから約20分間、浜松市北区引佐町の井伊谷宮
拝殿横で、新年を祝う太鼓奉納演奏(和太鼓ソロ3曲)をさせていただきました。
昨年9月、縁あって浜松市に活動拠点を移したところですが、居住地から7km程の距離のところに
建武中興関係15社の一つである井伊谷宮がありました。三重県津市美杉町に住んでいたころ、太鼓
演奏で何度も呼んでいただいた北畠神社とも関わりのあるお宮で、御祭神である宗長親王は和歌に
秀でておられ、「李花集」、「新葉和歌集」を編纂された人でもあります。
この度の奉納演奏は、井伊谷宮の御祭神が建武中興にゆかりが深く、なお、歴史に残る和歌集を
残されていることに敬意を持って、是非とも奉納演奏をさせていただきたいと、私の方から井伊谷宮
宮司様にお願いし、了解をいただいた次第です。私としては正月3が日のうちで、初詣の人達の迷惑
にならない時間帯、場所で良いと考えていたのですが、宮司様のご御配意で年明け直後で、拝殿横と
いう実に貴重な機会をいただいたのでした。もっとも、お宮では元日午前1時から4日まで絶え間なく
祈祷予約が入っていたという事情はありましたが、それにしても、私にとっては実に有難く貴重な機会
をいただいた思いでした。
さて、大みそかの午後11時15分頃、私は井伊谷宮に到着ましたが、すでに初詣の車、人でいっぱい
で、参道には屋台が所狭しと並んでいました。拝殿横で太鼓のセッティングをしている時、すでに拝殿
前には大勢の人の列ができていた様子でした。(拝殿前と横の間にはテントが立ち並び、よく見通せ
ない状況でした)
年明けの元日午前0時、神主さんの打つ太鼓の音を合図に初詣のお参りが始まるの見て、私も太鼓
奉納奉納をスタートさせました。1曲目は1尺4寸長胴太鼓で「志とともに」(建武中興、南朝に尽力した
武将を偲び作曲した曲で、井伊谷宮で奉納するにふさわしい)、2曲目は「TAIKO JINGO」、3曲目は私
の代表曲である「ソアリング」。今回、「志とともに」では、私には宮太鼓のひびきというイメージが強くあ
り、イメージ通りの感覚の演奏ができたように思われ、この曲の演奏後半には、テントとテントの間から
初詣の人達が覗き見に来ていたのがわかりました。
この度の奉納演奏は、御祭神である宗長親王の御魂への真剣で有難い奉納という思いから、画像
や動画に収める考えは全くなく、太鼓関係の友人2人が見に来てくれたのですが、写真やビデオ撮影
は頼みませんでした。
正月2日に酒を飲んだ時、奉納演奏を見に来てくれた友人2人が私の奉納演奏を良く評価してくれ、
私とグループを組んで一緒にやりたいと申し出てくれたのは大変うれしいことでした。現在、グループ
で演奏する曲の譜面作りに取り組んでいる最中です。
なお、きのう(1月29日)、奉納演奏をさせていただいた御礼を申し上げるため、井伊谷宮にお参りし
て来ました
精進・精進・精進・・・ 何があろうともこの道を進んでいく三!!
2014.1.30 太三